【元浪費家が伝える】ギリギリの生活から脱却し貯金ができるようになるための10つのこと

家計管理

こんにちは!ぬかちんです。

働いても働いても、お金が貯まらない!むしろ貯金がどんどん減っていき、毎月お金がギリギリの生活になってしまう!そんな経験はありませんか?
独身時代、元浪費家だった私は「貯金しよう!」と思ってもできたことがありませんでした。毎月給料日が近づくにつれてお財布も寂しくなり、本当にギリギリの生活をしていました。

そんな私ですら、少しずつですが貯金ができるようになりました。実体験をもとに、ギリギリの生活から貯金ができるようになるためのルールをお伝えします。

まずは私がどれだけ浪費家だったかをお伝えしますが、皆様が引かれるほど相当な浪費家です。早く読まれたい方は10つのことまで先回りしていただいて大丈夫です。

本物の浪費家とは私のことです

私の浪費癖は大学時代にはもう確立されていました。
大学入学をきっかけに私は一人暮らしを始め、親から仕送りをもらいながらの生活をしていました。その仕送りと少しのアルバイトをしていたおかげで、自分の手元に急にお金が増えたような気持になりました。生活ができたのは親のおかげだったということも気づかずに…。

お金がないのに学校帰りにほぼ寄り道

社会人と違い、割と自由な大学生の私は、学校帰りに駅ビルに寄ったりカフェに行ったりと自由な生活をしていました。自宅にまっすぐ帰ることはあまりなく、そうすると毎日のようになんらかのお金を使います。「ノーマネーデー」はほぼなしです。これじゃお金は貯まりません。

お金がないのに外食多め

もちろん外食も多めです。当時の私は料理が好きではなく、そもそも今まで実家暮らしで料理経験ほぼゼロでした。自炊を全くしないわけではないですが、外食が多くなってしまいました。ファストフードやファミレスは、楽だしおいしいし。そうすると毎晩1000円近くまたはそれ以上の金額が飛んでゆきます。お金が無くなるのはあっという間です。

お金がないのに毎週のように服を購入

社会人になり自分で働いてお金を稼ぐようになると、ますます浪費癖は加速していきました。仕送りやアルバイトの時よりも、手元にお金が増えた!という感覚に陥ったヤバい女子です。休みの日はとにかく服を買い漁りました。1着の金額はそこまで高くありませんが、一度に少なくとも2~3着は買っていました。それを毎週のように買っていたら、あっという間に金欠です。

お金がないのにゲームに毎月5~10万円課金

極めつけはゲームへの課金です。もともとゲームは好きなのですが、社会人になってから課金がひどくなりました。スマホのゲームにハマってしまい、多い月は10万円課金していました。「どんなに課金しても10万まで」と決めていましたが、お金がないのに10万ルールの意味がわかりません。数年間この行動をしていたので300万円前後は課金していると思います…全力で過去の自分を止めに行きたいです。

自己研鑽のために本は買っていたけど

とはいえ社会人で入社した会社で成長できるようにと、毎月何冊も本を買っては読んでいました。当時は教育系の会社に勤めており、自己成長をして初めてお客様と渡り合える世界だったのでとにかく知識の習得に必死でした。そのお金も重なり(いや、ゲーム課金が大半)毎月の生活はギリギリでした。

結果として友人に借金しそうになった

信頼のおける友人2人に「もしかして生活ができなくなるかもしれない」と話したというやばすぎる私です。ここまで書いていて本当にお恥ずかしい限りです。しかし、さすがに浪費家の私でも「人にお金を借りる」ということにこれ以上ない抵抗があったのです。結果としてお金は借りずに済みましたが、もうこんな思いをするのは嫌だという気持ちが勝り、生まれ変わることを決心してこの10つのことを実行しました。

浪費家を脱却するための10つのこと

貯蓄用と生活費用の口座を作る

浪費家の方は口座を複数持ち、貯蓄用と生活費用に分けることをお勧めします。もし口座が一つしかないと「この口座にあるだけ使ってOK!」という気持ちになってしまいがちですので、用途に分けて口座を作ることが大切です。私はまずは貯蓄用と生活費用の2つだけを作りました。

毎月の収入から貯金したい額を貯蓄用口座に入れる

毎月収入をいただいたら、まずすることは貯蓄用口座に一定額を入れてしまうことです。いわば先取り貯金ですね。まずは1万円、3万円からなど自分の無理のない範囲で額を決めましょう。

生活費の予算を立てる

生活費の中で衣食住、その他自分の趣味などに使うあらゆる費用の予算を立てましょう。当たり前ですがこの費用の中でしかやりくりできないことになりますので、自然とその通りに行動しようという意識が働きます。できれば月ではなく週ごとの予算だともっと意識が高くなります。

家計簿をつける

予算を立てたら家計簿をつけ、月々の生活費がどの程度かかるのか把握をしましょう。基本編ですので、家賃に5万、食費に3万、医療費に3000円…などまずはざっくりで問題ありません。今月は趣味にお金を使いすぎてしまったと思えば、それ以外の項目を少し減らし予算内に収める意識がつくだけでだいぶ結果は変わると思います。

支出の中から削減できそうな項目を見つけチャレンジする

自分のだいたいの支出内容がわかったら、その中から削減できそうな項目をピックアップします。

例えば私は「食費」の中の「お酒」がその項目にあたりました。ローソンではPontaポイントを使って商品と引き換えられるお得なサービスがあります。その界隈の方々からはPontaポイントを使ったお得な活動ということで“ポン活”と言われています。これにより、コンビニでお酒を買っていたお金数千円分が削減されました。

他にも、電気代が高ければ別の電力会社に切り替えを検討してみる、通信費が高ければ大手キャリアから格安Simへ乗り換えるなどできることがあるはずです。

家計簿だけではなく別の方法もあわせて貯金自体を楽しむ

きっちりかっちり家計簿ばかりに従って生活していると、どうしても窮屈になってしまう時があります。何か他の貯金方法、それも楽しみながらできるような方法と合わせると長続きすることがあります。しかし、投資にお金を回すことができないほど本当にお金がない時は、株や投資信託などはすることができません。私の場合は、500円玉貯金をしていました。500円玉貯金ではなく、100円玉でも何でもよいと思います。また、つもり貯金として、お酒を買ったつもりでその金額分を貯金するということもしていました(どんだけ飲んでたんだ…)。

「割引商品」を無駄に買わない

これは浪費家あるあるです。お買い得になっている食材やシーズンが終わり安くなっている服などをつい買ってしまいがちですが、控えてみましょう。これらはもともと買うつもりではなかったものです。結果として食材を無駄にしてしまったり着る機会がない服だったりと、私が身をもって体験したからこそ言えるのですが、本当に無駄でしかないです。

「タイムセールで~す!今ならさらに20%OFFで~す!」の声は聞こえないフリをしてください。

そもそも誘惑の多い場所には行かない

私は用事もなくスーパーやコンビニに寄ったり、買うつもりがないのに百貨店や駅ビルにいったりしないようにしました。特に複合施設は誘惑のかたまりです。カフェも本屋も家電も…目的以上のものにまでお金を払ってしまうこともあります。物理的に「買う」という行為をできるだけ少なくすることで、本当に衝動買いが少なくなりました。結果的には時間も無駄にせず有効活用できることに気づけます。

買い物以外のストレス発散法を見つける

買い物やお金がかからないストレス発散法を見つけることも重要です。

私は自炊をしているうちに料理が好きになりました♪もともと食事として消費するものですので、予算以上に食材を買うことはありません。「オムライスやハンバーグ、煮物などもっとおいしく作ってみたい」という生活範囲内のことでしたので、特にプラスの費用は掛かりませんでした。むしろお家で料理をつくることで外食が減りました!

身の回りを整理整頓・掃除する(断捨離する)

お金が貯まらなかった頃の私の部屋はまさに“汚部屋”でした。物が多く整頓されていないと気持ちも煩雑になり、どんどん物を買ってしまうループに陥っていました。一人暮らしのくせに引っ越しするたび段ボールが30箱以上ありました…。ですので不要なものを捨てたりあるべき場所へ戻したり、とにかく身の回りをきれいにしました。結果、必要なものとそうでないものの正確な判断ができるようになったり、そもそも買い物に行く回数が減ったりと、本当にこの効果は大きかったです。物が少なくなった今でも定期的に断捨離するほどです!

浪費家をやめたらお金以外も手に入った

これら10つのことをしていくことで、少額ですが実際に貯金ができるようになりましたが、手に入るのはそれだけではありません。
浪費癖を直すことで時間が増えました。これは当初は思ってもみない収穫でしたが、買い物することをやめればその分時間が増えます。買うべきかどうか判断できるように身の回りを整理整頓したので探し物もすぐ見つかったりと、本当に一石二鳥どころではありません!時間ができるので心の余裕もできますし、本当に脱却できてよかったと心から思います。

少しずつでもよいのでこれら10つのことを、ほんの一歩からスタートしてみましょう!

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